北陸先端科学技術大学(JAIST)の受験記録
この記事について
この記事は僕のJAIST受験記録です。
思い出というよりは、これからJAISTを受験する方が見て参考になるような情報を書いたつもりです。
話を盛ることなどはせず、正直に書きました。
お役に立てれば幸いです。
受験前のこと
JAISTに興味を持ったら、まず最初にオープンキャンパスに行きましょう。
ブログ記事などは過去のものです。最新の情報をオープンキャンパスで得ましょう。
私がJAISTの興味を持った時期は、世界中がコロナで大混乱でした。
そんな中でも、JAISTはオンラインオープンキャンパス(説明会)を行っていました。
広報の方がスマホカメラで校舎をなどを映し、チャットで質問するといった内容でした。
JAISTを受験する(か迷っている)なら、まずはオープンキャンパスです!!
試験のこと
JAISTの試験は出願時に提出する
・小論文
と試験当日に行う
・小論文の内容のプレゼン(7分くらい)
・質疑応答(23分くらい)
小論文について
まず小論文について説明します。
小論文は、JAISTで研究したいことについて書きます。
「JAISTで研究したいこと」が課題だったと思います。
私は気になる研究室のHPを見て、自分で研究テーマを考えて、研究背景や研究方法などを書きました。
私はすべて自分で書いたのですが、JAISTの院生に連絡して、添削してもらう人もいるみたいです。
研究テーマがなかなか定まらない場合はオープンキャンパスや説明会などで、気になる研究室の先生に相談すると良いと思います。
エントリーシートについて
エントリーシートでは履歴書のようなことを書きます。
エントリーシート自体は試験の採点には含まれなかったと思いますが、大切です。
なぜ大切なのかは、下の「面接について」で説明します。
プレゼンについて
出願時に提出した小論文の内容について、約7分でプレゼンをします。
コロナがなかったころは、印刷したプレゼンを紙芝居のように手でめくって発表していたみたいです。
コロナ渦の現在は、PCの画面共有でスライドを見せて発表します。
私は、私の研究テーマについて何も知らない友達にプレゼンを見てもらい、わかりにくいスライドや、素朴な疑問などを言ってもらって練習しました。
質疑応答(面接)について
おそらくここが一番重要な試験です。
プレゼンについての質疑応答や、進学後のことについて聞かれます。
多くの人はどんな質問をされたか気になると思いますので、覚えている限り羅列していきますね。
(ただし、なぜか僕の場合プレゼン内容についての質疑応答が極端に少なかったので、それは省略します。)
・(エントリーシートを見て)得意科目に線形代数って書いてるね。ランクって知ってる?簡単な問題出すから解いてみて! ⇒ その場で紙に書いて、カメラに答案を写した
・(エントリーシートを見て)得意科目に熱力学って書いてるね。簡単な問題出すから解いてみて! ⇒ これは口頭で答えられる問題だったので、口頭で解答
・(プログラミング言語は何という質問にpythonと答えたら)1から10まで足すコード、今紙に書いてみて
・(エントリーシートに留学してみたいと書いてるのを見て)TOEICは何点なの?
・(TOEICの点数を答えた後)じゃあプレゼンのスライドの一枚目の最初の文を英訳してみて
・あなたの研究テーマを研究するには、JAISTのどの授業をとればいいと思いますか?
今思い出せる限りですと、このような感じでした。
エントリーシート自体は採点に絡みませんが、得意科目に書いた分野の問題が即興で出される場合があります。
また、私の場合は研究テーマについて深堀されませんでしたが、友達の場合は研究テーマへの質問が全体の8割ほどだったみたいです。
終わりに
JAISTを受験される方が一番気になるであろう試験のことについて重点的に書きました。
私が受験する際に、TwitterでJAISTの卒業生の方々に多くのアドバイスや有益な情報を頂きました。この場で改めてお礼を言わせてください、ありがとうございます。
(実は上記のアドバイスをくださった卒業生のとある方に、JAISTに合格したら、ブログで試験のことについて書くと約束していました。こんなに遅くなってすいませんm(__)m)
他にも知りたいことがあれば、私のTwitterで聞いてください。
読みにくい文だったと思いますが、最後まで読んでくださってありがとうございました!